OpenSSL のビルドに関するメモ

●使用パッケージ
openssl-0.9.8c.tar.gz

●環境
ＯＳ：MS Windows XP SP3
コンパイラ：MS Visual C++ 2008 Express Edition SP1
Ｐｅｒｌ：ActivePerl 5.10.0

●手順
Visual Studio 2008 コマンドラインで、展開した OpenSSL のディレクトリに
移動し以下のコマンドを実行。

(1) 設定１

  % perl Configure VC-WIN32 --prefix=c:/some/openssl/dir

  c:/some/openssl/dir はインストール先パス。

(2) 設定２

  % ms\do_ms

(3) ビルド

  % nmake -f ms\ntdll.mak

コンパイルが完了すると、inc32 ディレクトリ下にヘッダファイル、
out32dll ディレクトリ下に *.dll/*.lib/*.exe ができる。

(3) インストール

  % nmake -f ms\ntdll.mak install


●その他

上記手順でビルドしたライブラリを、MS Visual C++ 2008 Express Edition の入って
いない環境で使用するにはランタイムが必要となる。
「Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)」